『ヨード卵光』景品と黒猫、そして箱の「三題ばなし」


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巨大なニワトリに迫られ、
焦る黒猫こまち。


ヨード卵光の
キャンペーン景品


キルティング生地でできた、このニワトリのぬいぐるみ。
幅51.5cm・高さ62cm・厚さ23cmというサイズは、うちの子どもたちが幼い頃買った・もらったぬいぐるみの中でもちろん最大級

大きさ比較.jpg

座った高さ10cmのヤマト運輸マスコットたちと並ぶと、その巨大さがおわかりいただけるかと。

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身体に縫いとられた「光」の文字からわかるように、当時行われていた『ヨード卵光』キャンペーン景品としてわが家にやって来たニワトリ。

交換に必要なシール数百枚集めるのに、毎日3・4個ずつ卵食べて1年半~2年近くかかったのではないでしょうか。

苦労して手に入れただけあってただのぬいぐるみではなく、お腹の中には目玉焼き型ブランケットが収納されているという優れもの。
目玉焼き広げる.jpg


まだ保育園児だったふたりの子どもたちは、このニワトリが大好き。
よく抱きついて遊んでいたので、ニワトリさんだいぶ方々くたびれてきています。

すりきれ光マーク.jpg

自慢の光マークも、けっこう擦り切れて。

まぁぬいぐるみとかおもちゃは、そうやって使い込まれるのが幸せなんですけどね。


わが家の黒猫が
圧倒される存在感


これだけ大きいぬいぐるみだと収納しておく場所がなく、今でもニワトリは「なんとなく」押し入れの前あたりに陣取って。
存在感ニワトリ.jpg

日々その存在感を、
家の中で周囲に誇示。

その押し入れ前にはこまちお気に入りの箱も置かれていたりするので、時おりちょっと面白い情景が見られたりします。

こま正面アイコン基本形.jpg

たとえばある日のこと、箱に入って寛ごうとするこまち。
位置関係から、どうしてもニワトリの前を通らないと箱別荘に行けない。

前を通る.jpg

「ちょいと前をお騒がせしますよ、どうもすいませんねー」と、伏し目がちで急いで通り過ぎようとしているみたい。

☆『あえて茨の道を往く猫の姿に、人間も襟を正せ!
で綴りましたように自分より小さいぬいぐるみたちは平気で飛び越えたり蹴飛ばしたりするこまちとしては、異例の低姿勢
やっぱりこれだけ大きいニワトリだと、圧倒されるんですね。

その巨大ニワトリが見つめる前で、やはり鳥の絵が描かれた箱に入ろうと様子を窺う黒猫。
箱入りたい.jpg


ひょいっと箱に入ったはいいけれど、ニワトリがそばにいるのでなんだか落ち着かない。
なんだか緊張.jpg

お気に入りの別荘にいるのに、妙に緊張した面持ち。

そしてなるべくニワトリと目を合わせないよう、キョトキョトと挙動不審
目をそらす.jpg
上を向く.jpg



(この人と近すぎるから、隣の箱にしようかな…)としばし思案。
あっちにしようかな.jpg


意を決して別宅箱に引っ越しましたが、まだニワトリが無言の圧をかけてくる。
箱を引っ越し.jpg


(もう、箱はいいや!) 見切りをつけると、風通しのいい整理ケースの上へヒラリ。
高所へ.jpg


ようやくニワトリと距離がとれて、ひと時安住の地を得たこまちでありました。
やっと安心.jpg

よかったねー。


巨大ニワトリに
思わぬアクシデントが!


今回この記事を書くため、十数年ぶりでニワトリお腹のファスナーを開け中のブランケット引っ張り出してみました。

写真を撮ってから元に戻そうとしたのですが、久しぶりなので目玉焼きブランケットの畳み方をすっかり忘れていた筆者。
適当に丸めてギューッとお腹に押し込み、力づくでファスナーを閉めようとしたら…。

お腹開けるニワトリ.jpg

経年劣化していたファスナーのスライダーが、割れてはじけ飛んでしまったのです!

慌てて替えを探したのですが、すぐには見つからず。
そこで、サイズの合う別のスライダー用意できるまでは…。

療養中ニワトリ.jpg

ニワトリさん自分の目玉焼きをかけて横になり、しばし療養中。

これこれこまち、お見舞いのプリン自分で食べちゃわないで。
ちゃんと、ニワトリさんにもあげるんだよ。

えへへアイコン.jpg

蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝

この記事へのコメント

2022年07月26日 19:27
ニワトリさんの療養中(?)の姿がツボです(笑) これはどういう料理なんでしょうか、、、イヤイヤそんなことは汗
2022年07月28日 16:33
「毎日ちゃとら」様
ご訪問とコメントありがとうございます。
そうですね、ニワトリと卵…。
やっぱり「親子~」というネーミングになるのでしょうか。
扇治