猫だって、夏の定番コンプリート
令和2年の夏休みは短いけれど、
子どもたちは元気いっぱい太陽の季節を満喫しています。
我が家の黒猫こまちも、そのおすそ分け。
子どもたちは元気いっぱい太陽の季節を満喫しています。
我が家の黒猫こまちも、そのおすそ分け。
夏の子どもの、定番と言えば?
新型コロナウイルス感染拡大のため、旅行や帰省も憚られる
東京の夏。
学校は前半で足りなかった授業時間やり繰りのため、
夏休みは変則日程。
例年よりかなり短くなっています。
それでもお盆の時期には近隣から親戚が集まっての賑やかな語らいや、夏期講習に行く子どもたちの明るいおしゃべりが。
コロナがあっても、夏は夏。
私は夕方窓を開け放ってナイター観戦、冷たい発泡酒で乾杯など汗をたっぷりかきながらも楽しい日々。
こまちも昨年のような深刻な夏バテになることなく、絶好調でやんちゃの数々。
こまちがしまい忘れた日記から抜粋した
真夏の猫の、見る夢は?
や落ち蝉のエピソードをご紹介した
落ち蝉を見送りながら、夏は行く
ではこまちの字幕付きアニメを掲載、お好きな方には喜んでいただけたようで嬉しいです。
未見の方、よろしければお帰りの際覗いてってやってください。
そのアニメの中でこまちは、
を体験しました。
どちらも、夏の定番。
完全室内飼いの猫でも、バーチャルなら色んなことができます。
どうせならもう一つ夏の子どもに欠かせないイベントを、こまちに味わせてあげたくなりました。 そのイベントとは…。
気にいらないことがあって駄々をこねたあげく、
疲れ果てて寝る。
ずばり、これです。
東京の夏。
学校は前半で足りなかった授業時間やり繰りのため、
夏休みは変則日程。
例年よりかなり短くなっています。
それでもお盆の時期には近隣から親戚が集まっての賑やかな語らいや、夏期講習に行く子どもたちの明るいおしゃべりが。
コロナがあっても、夏は夏。
私は夕方窓を開け放ってナイター観戦、冷たい発泡酒で乾杯など汗をたっぷりかきながらも楽しい日々。
こまちも昨年のような深刻な夏バテになることなく、絶好調でやんちゃの数々。
こまちがしまい忘れた日記から抜粋した
真夏の猫の、見る夢は?
や落ち蝉のエピソードをご紹介した
落ち蝉を見送りながら、夏は行く
ではこまちの字幕付きアニメを掲載、お好きな方には喜んでいただけたようで嬉しいです。
未見の方、よろしければお帰りの際覗いてってやってください。
そのアニメの中でこまちは、
を体験しました。
どちらも、夏の定番。
完全室内飼いの猫でも、バーチャルなら色んなことができます。
どうせならもう一つ夏の子どもに欠かせないイベントを、こまちに味わせてあげたくなりました。 そのイベントとは…。
気にいらないことがあって駄々をこねたあげく、
疲れ果てて寝る。
ずばり、これです。
よく愚図った、子どもの頃のお盆
人見知りの私は、幼い頃から正月や法事で両親の実家に行くのが
大の苦手でした。
ふだん合わない親戚が大勢集まって、ワイワイがやがや。
子どもには入れない話題で盛り上がって、退屈でしょうがない。
なまじ気をつかって若い叔母などが
「智ちゃん(私、本名・智明と申します)、大きゅうなったね。今学校何年かね」
親切に聞いてくれてもひねくれ者の私は
「去年もおんなじこと聞いたろ」 素直になれません。
家族で泊りがけとなると、宴会が夜遅くまで続きます。
母の実家のみんなが集まる部屋には大きな囲炉裏が切ってあって、そこで大人たちはお酒を吞んでばかりいてなかなか寝ようとしません。
囲炉裏が煙いのと大人たちの酒臭いので、すっかり具合が悪くなってしまいます。
その頃の私は、
「お酒吞むと、なんで大人ってあんなに訳がわかんなくなるんだろう。自分は大きくなっても、絶対にお酒なんて呑まない!」
誓ったものですが…。
今じゃこんな立派な大酒吞みになって、大家さん実にどうもおめでとうございます。
当時の私にはあまり楽しい思い出のない田舎帰りですが、正月は別。
お年玉という、楽しみがありますからね。
ふだん無愛想な私も、この時ばかりは笑みを絶やさず。
お盆はそれがないんだから、お墓参りがすんだら早く家に帰って好きな本読んだりプラモデルを作りたいんですよこっちは。
本当に、人づき合いの苦手な子どもでしたから。
内心イライラしながら帰り道になるのを待っているのに、両親がなかなか腰を上げようとしない。
眠いのも手伝って堪えきれなくなり、
「はーやーくーぅ、うーちへー、かえりたーい!」
泣いて駄々をこねるというのが、幼少期・夏の私の定番。
それをこまちにもぜひ、実践してもらいましょう。
大の苦手でした。
ふだん合わない親戚が大勢集まって、ワイワイがやがや。
子どもには入れない話題で盛り上がって、退屈でしょうがない。
なまじ気をつかって若い叔母などが
「智ちゃん(私、本名・智明と申します)、大きゅうなったね。今学校何年かね」
親切に聞いてくれてもひねくれ者の私は
「去年もおんなじこと聞いたろ」 素直になれません。
家族で泊りがけとなると、宴会が夜遅くまで続きます。
母の実家のみんなが集まる部屋には大きな囲炉裏が切ってあって、そこで大人たちはお酒を吞んでばかりいてなかなか寝ようとしません。
囲炉裏が煙いのと大人たちの酒臭いので、すっかり具合が悪くなってしまいます。
その頃の私は、
「お酒吞むと、なんで大人ってあんなに訳がわかんなくなるんだろう。自分は大きくなっても、絶対にお酒なんて呑まない!」
誓ったものですが…。
今じゃこんな立派な大酒吞みになって、大家さん実にどうもおめでとうございます。
当時の私にはあまり楽しい思い出のない田舎帰りですが、正月は別。
お年玉という、楽しみがありますからね。
ふだん無愛想な私も、この時ばかりは笑みを絶やさず。
お盆はそれがないんだから、お墓参りがすんだら早く家に帰って好きな本読んだりプラモデルを作りたいんですよこっちは。
本当に、人づき合いの苦手な子どもでしたから。
内心イライラしながら帰り道になるのを待っているのに、両親がなかなか腰を上げようとしない。
眠いのも手伝って堪えきれなくなり、
「はーやーくーぅ、うーちへー、かえりたーい!」
泣いて駄々をこねるというのが、幼少期・夏の私の定番。
それをこまちにもぜひ、実践してもらいましょう。
お気に入りの箱を取られた!
もちろん何もないのに駄々をこねろと言われても、できない相談。
ちょうど先日、こまちが気にいらないことがあって実力行使にでたことがありました。
そのエピソードを、ご紹介しようというのです。
当時こまちがこよなく愛していた、お中元でいただいた和菓子の空き箱。
どう見ても成猫の身体には小さすぎると思うのですが、当猫はこれがいいんだと手放しません。
どれくらい気に入っていたかは、
狭いのがたまらない!~猫と箱との素敵な関係(3)~
に書かせていただいております。
その記事を書くにあたり、箱のサイズを表現するため『魔女の宅急便』のキャラクター・黒猫ジジのぬいぐるみを中に入れて写真を撮っていました。
真夏の日射しが作る、影法師で遊んでみた
などで触れておりますが、所帯を持つ前の女房がアニメ関係の方からいただいたもの。
うちへ来たばかりの頃は、

こまちも同じくくらいの大きさ。
今では、こんなに大きくなりました。

こまちの半分もないジジを箱に入れると、

どうしたって、こまちには小さいでしょうこの箱は。
撮影しているところへ、別の部屋で寝ていたこまちが水を飲みに起きてきます。
「しまった!」と思う間もなく、大切な箱に他猫が入っているのを目ざとく発見したこまち。
ひらりダイニングテーブルに飛び乗ると、ジジの前につかつか。
いや、靴は履いてないから肉球ペタペタ。
歩み寄ると えらい剣幕で談判。

ジジ(と私)がうろたえていると、
「こーまーちーのはーこー、とったー!」

ひっくり返って駄々をこねるこまち。
まるで、幼い頃の私を見ているよう。
血は争えないものです。
ひとしきり愚図ったあと、きっと起き直って。

なんと箱を飛び越えながら、後足でジジを蹴倒していきます。
おいおい、ぬいぐるみとはいえ先輩に失礼だろう。
後足で砂をかけるっていうけど、足で蹴り飛ばしていくなんて。
いやいや、こればっかりは先輩といえど勘弁できませんよ。
ジジ先輩、箱の恨み思いしれ!

転がったジジを、ひとしきり蹂躙。

あまりの狼藉ぶり、皆様にお見せするには刺激が強すぎるのでわざとレンズをずらして撮影しました。
ようやく落ち着いたところで、ジジを箱に入れたのは私だからと事情を話して丁重に謝ります。
向こうも我にかえって、ちょっと大人げないとわかったのでしょう。
もう勝手にこまちのものを触らないと、私がまず約束。
そしてジジが付けている赤いリボンを、イラストの時こまちが使わせてもらうという条件で納得してもらいました。
さあそれではその借りたリボンを付けて、思う存分こまちに駄々をこねるだけこねてもらいましょう。
こねた駄々の数だけ、素敵な夏の思い出がふえますように。


お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治
ちょうど先日、こまちが気にいらないことがあって実力行使にでたことがありました。
そのエピソードを、ご紹介しようというのです。
当時こまちがこよなく愛していた、お中元でいただいた和菓子の空き箱。
どう見ても成猫の身体には小さすぎると思うのですが、当猫はこれがいいんだと手放しません。
どれくらい気に入っていたかは、
狭いのがたまらない!~猫と箱との素敵な関係(3)~
に書かせていただいております。
その記事を書くにあたり、箱のサイズを表現するため『魔女の宅急便』のキャラクター・黒猫ジジのぬいぐるみを中に入れて写真を撮っていました。
真夏の日射しが作る、影法師で遊んでみた
などで触れておりますが、所帯を持つ前の女房がアニメ関係の方からいただいたもの。
うちへ来たばかりの頃は、

こまちも同じくくらいの大きさ。
今では、こんなに大きくなりました。

こまちの半分もないジジを箱に入れると、

どうしたって、こまちには小さいでしょうこの箱は。
撮影しているところへ、別の部屋で寝ていたこまちが水を飲みに起きてきます。
「しまった!」と思う間もなく、大切な箱に他猫が入っているのを目ざとく発見したこまち。
ひらりダイニングテーブルに飛び乗ると、ジジの前につかつか。
いや、靴は履いてないから肉球ペタペタ。
歩み寄ると えらい剣幕で談判。

ジジ(と私)がうろたえていると、
「こーまーちーのはーこー、とったー!」

ひっくり返って駄々をこねるこまち。
まるで、幼い頃の私を見ているよう。
血は争えないものです。
ひとしきり愚図ったあと、きっと起き直って。

なんと箱を飛び越えながら、後足でジジを蹴倒していきます。
おいおい、ぬいぐるみとはいえ先輩に失礼だろう。
後足で砂をかけるっていうけど、足で蹴り飛ばしていくなんて。
いやいや、こればっかりは先輩といえど勘弁できませんよ。
ジジ先輩、箱の恨み思いしれ!

転がったジジを、ひとしきり蹂躙。

あまりの狼藉ぶり、皆様にお見せするには刺激が強すぎるのでわざとレンズをずらして撮影しました。
ようやく落ち着いたところで、ジジを箱に入れたのは私だからと事情を話して丁重に謝ります。
向こうも我にかえって、ちょっと大人げないとわかったのでしょう。
もう勝手にこまちのものを触らないと、私がまず約束。
そしてジジが付けている赤いリボンを、イラストの時こまちが使わせてもらうという条件で納得してもらいました。
さあそれではその借りたリボンを付けて、思う存分こまちに駄々をこねるだけこねてもらいましょう。
こねた駄々の数だけ、素敵な夏の思い出がふえますように。


お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治
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