風流な花見の、無粋な心配事~大看板噺家との「トイレ待ち」エピソード

おやつがたっぷり入ったリュック、氷入り麦茶を詰めた水筒。 どちらも、満開の並木を映したかのようなピンク色。 桜餅をぱくつきながら、春を満喫するこまち。 楽しいお花見の、心配材料 わが国ではただ「花」と言うと、無条件に「桜見物」のこと。 そのほかの草花・樹木は「梅見」「紅葉狩り」など、見物対象の名が入ることになっています…

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寄席の出演料「ワリ」ってどんなシステム?昔ながらの楽屋告知方法「かけぶれ」とは?

寄席の高座裏に広がる、お客席からは見えない「芸人独特の世界」。 今回はそんなバックヤードを、ちょっぴりご紹介。 昔ながらの「歩合制」 寄席の出演料 まず、こちらの画像をご覧ください。 縦11cm・横9.5cmの、封緘シール付小袋。 私たちの寄席出演が入った、「ワリ袋」です。 ”ワリ”とは、「寄席の興行収入を一定…

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落語の稽古を巡る、面白エピソード2題~「クラゲ」「ライオン」「猫」で、三題噺?

初めて訪れた水族館で、神秘的に漂うクラゲに魅せられたこまち。 こんな、食らい意地張った輩がいますから。優雅にフワフワしているようで、クラゲもなかなか大変。 同じように呑気に思える、私どもが高座で演じる落語。 先人からの口伝で受け継ぐ芸は、やはりそれなりの苦労もあったりします。 思い出深い落語『動物園』 令和3年…

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